nekuraokra’s blog

ねくらな社会人。前職の頃にやっていたブログを再開!小田急線。関東内旅行と、アウトドアグッズ収集と、会話の書き起こしが主。雑記です。

平井堅「even if」歌詞狂おしいほど好き


鍵をかけて
終電を越えて
君がこの店から 帰れないように…

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2000年の平井堅さんの名曲です。

片思いをする男性が、思いを寄せる相手と二人で酒を飲んでいて、
男は「君」ことを好きで好きで仕方ないが「君」には恋人がおり、その男は特別な相手ではない。
でも二人だけでいる今だけは、僕のものでいてほしい。彼のことを忘れてほしい。ずっとそうしていてほしい。鍵をかけて閉じ込めたい。
普通の片思いの話。

BARでの二人のの情景が手にとるように伝わる歌詞
時折混ざる、ドロドロとした、でもストレートで胸を締め付ける男の感情の表現
歌い上げる平井堅さんの切なくて甘い綺麗な声。

全てが完璧です。
古今東西ありとあらゆる片思いソングの中で1番好きかも。
多分。

歌詞についてとにかく語りたいので、思いの丈を一部書きます。


基本的に「僕」の主観の風景描写や、感情表現で進行します。

序盤はグラスやキャンドルや相手の様子の描写で淡々と語っているのですが、
サビに近づくにつれ激しさを増していく相手=君 への思いや心の中の語りかけが中心になり
切なさや虚しさを高めていきます。

「君」の気持ちなんて所詮他人。
分かりっこありません。

その分感じる壁というか距離感があります。

たまたま見つけたんだってさっき言ったけど、
本当はずっと前から君を連れてきたかったんだ

キャンドルが優しく揺れるこの店のカウンターで
君は嬉しそうに彼にもらった指輪を眺めてる

君が何を考えているかなんてわからない。
もしかしたら「こんな指輪なければいいのに」かもしれないし、「実は彼とは無関係」かもしれない。
でも今の「僕」には表面しかわからない。彼への引け目もありますね。僕では君の彼にはなれないわけですし。

最初の二文で「たまたま見つけた」建前と「ずっと前から君を連れてきたかった」本音を歌詞上ではさらけ出しているので、なんか切なさ倍増。


「君」に関する描写がものすごく愛おしそうにされているのも特徴的。
歌詞を改めて見ると意外とそうでもないので、
平井堅さんの歌い方の力なんでしょうね。

君の心に僕の雫は落ちないけど
このバーボンとカシスソーダがなくなるまでは
君は 君は 僕のものだよね

感情が溢れるとか、心が渇くとか、何かと水やグラス(いれもの)で表現されがちな「感情」ですが、僕では君のグラスをいっぱいにすることも溢れさすことも、渇かすことさえもできない。本当に無関係。

心とか雫とかの抽象的な表現から、急にBARでの話に戻りますが、
雫とかいうオシャレな表現のおかげですんなり入ってきます。
お酒がなるなるまでは、君と僕は繋がっている。
君はを2度いう辺り、僕の必死感出ていてすごくいいです。

そしてサビ。

鍵をかけて 時間をとめて
君がここから 離れないように
少しだけ酔い始めてるのかな 本当の気持ちだけど
君も少し 酔った方がいい
そして僕の肩に 寄りかかればいい
だけど全ての言葉をまた飲み干して
君から目をそらした

平井堅さんの美しい高音が炸裂します。
控えめに言って最強。最高。
酔ったせいにして君への感情を爆発させる感じがめっちゃ出てる。
いい。ああ、いい。
これ歌詞については何もない。ただ、いい。
このサビについてあれこれ言うのは野暮ってもんだ。

一番はこれでいいのですが、ただ、二番の最後の歌詞についていろいろ都市伝説的な噂が広まっているのです。

平井堅さん本人の失恋話をもとに書かれている
→これって男性同士の歌っぽい?
平井堅ゲイ説(やっぱり)
という説。
その噂の根拠が、歌詞に出てくるお酒。

このバーボンとカシスソーダを飲み干したら
君は 君は彼の胸に戻るの?

鍵をかけて 終電を越えて
君がこの店から帰れないように

だけど残りのバーボンを今飲み干して
時計の針を気にした

そりゃかなり酔っ払っているけど
その責任は君なんだから


バーボンという厳つめな大人の男のイメージのある酒と、カシスソーダという女っぽいカクテル。
男女のグラスが並んでいるイメージはつきやすいです。

なのにその後、バーボンを飲み干した方が時計の針を気にする
→片思いの相手の「君」は男なのでは?
→登場人物全員男
という説。

始めてこの説を見たときにはホホウとガッテン、眼から鱗。

ですが私は違う論を唱えます

「時計の針を気にしたのは僕」説

どんなに想っても、鍵はかからないし時間は止まらない。じゃあもう帰れよ。期待させるなよ。
というやけっぱちな気持ちで「そろそろ帰る?」的なことを聞いたのではないかという推測です。

最後の「そりゃかなり酔ってる」みたいな感情的な表現から見るに、君の様子ではなく僕の様子だと思います。
君のせいだと。
最後、サビで力強く歌った鍵をかけて 時間をとめて 終電を越えて を弱々しく歌って締めるのもやけっぱちから現実に戻った僕の届かぬ願い感があって良いですね。


「僕の女々しい心表現してます」説
この歌の主人公、めちゃくそ女々しい感じするんですよ。
だめな男感と同時に、弱々しさ、女々しさを表現するのに、僕が飲んでいる酒はカシスソーダとも取れる表現を狙ったのかなぁとも。

ま、どうでもいいんです。
新曲もまぁ良い。尊い。PVも尊い

年末テレビでてくれて尊い
途端に語彙を失うオタク。
さいごに、平井堅さんの不思議な1日の過ごし方のグラフを貼りますね。

意味不明。最高。

自分が1番じゃなきゃ嫌な人

以前も書いたような気がする。、
わたしの職場に、佐田さんという見た目も中身も地獄のミサワのイラストみたいな人がいます。

常に自分が「すごくありたい」。褒めて欲しい。
オタクであり知識人であり、仕事は俺にしかできないものがたくさんある。
それをみんな理解して欲しい。褒めて欲しい。

褒めて欲しい。。

私はそういう人間が嫌いなので、明らかに無駄話だなと思ったら返事は「なるほど了解しました」botになります。
その辺多分理解していて、私のことは敵視している部分をひしひしと感じます。

佐田さんは入社4年目とかの人です。
仕事も多分丁寧な方だと思うし普通に黙っていれば問題ない人だと思います。

ですが、まぁぁぁあうるさい。



佐田さんのマウンティング
カットインからの自分語り編

部長「お前んちの父ちゃん◎◎?!すげぇなまじもんの金持ちじゃねえか」
私「いや、それはイメージだけです。弟がまだ大学生で私立ですし、生活は本当に普通です」
部長「よくいうよ〜」
佐田「あー、◎◎なんや。俺んちはね、爺ちゃんが県庁なんよ。すげぇ金持ちでおもちゃとかなんでも買ってもらえてたよ、子供の頃」
私「へぇ。なるほど。」
佐田「仮面ライダー〇〇の返信セットとか買い与えられまくってたwんで今のオタクの俺がいるの。わろたよねw」
私「へぇ。なるほど」


上司「お前彼氏とうまくやってんの?」
私「そこそこですね。最近は実家に挨拶に行きました」
上司「いいねぇ。結婚目前じゃないの。」
私「いやいや、それがなかなか問題児の彼氏なので迷ってるんです。」
上司「え、そうなの?」
佐田「いやそら迷うよな。挨拶かー。俺も相手の両親に気に入られるところまで行った彼女がいたんやけどね。うまくいかなかったんよ。仕事中とか平気で「なんでメール無視するの?」って来たんだけどそんなん無理やんwって。」
私「へぇ。なるほど。」


いま進行している話に重なる部分があれば絶対自分の話をぶつけて自分の話に持っていきたい佐田さん。
うぜぇ。

上野公園でパン祭りしてきた

ある日、大学時代の一個下の後輩から突如連絡が。

「ネクラさん!上野公園でパンフェスするらしいですよ!参加しませんか?」

わたしは大のパン好き。
二つ返事で参加の意を表明しました。

※偶然その日つけていたイヤリングがパンで思わず写真を撮っていたので、意味不明ですが載せます

上野でそんな楽しげなフェスやるん?
テンション上げるためにググったのですが、そんなイベントページは一切出てこない。

詳細聞くと

「後輩の◎◎ちゃんが主催です。」

一個下の後輩の、さらに一個下なので、二個下になりますが、
彼女個人でパンフェスを名乗ってるだけで、上野公園オフィシャルのフェスではありませんでした。

「参加ありがとうございます。

上野駅周りで心ゆくまでパンを買い

秋晴れの上野公園でレジャーシートを敷き

大量のパンを眺め、食べ

至福の時を過ごす

そう言うフェスです。」

なるほど。

スッゲー楽しそうじゃん。
わたしの同期からは私だけのエントリーでした。

集合は、パン屋前。

「さあ、1軒目です。」

上野駅中央改札口すぐそば
アンデルセン アトレ上野店です!
アンデルセン|アトレ上野 -atre-

各々トングとトレイを持ち…

「買いたいと思うものを買ってください。一人で食べるなると、消費期限とか量とか心配して、買う量をセーブすると思います。

今日はそのセーブ、不要です。

あなたそんなキャラだった?
主催者のお言葉を胸に心ゆくままにパンを選ぶ一同。
主催のトレイに、皆が選んだパンが集められます。
集結したパン、トレイ一個で収まってないけど…合計3000円とかになってるけど…ほんとにいいの…?1軒目だよ…?

そんな心配をよそに、キビキビ支払いを済ませる、幹事後輩ちゃん。
ここ会計システムがかっこよくて、カメラで上からトレイの写真を撮って、買ったパンを自動でレジが識別します。
相当時間短縮になっていますし、間違いも減る気がする。すげぇ!



2軒目
エキュート
キィニョン エキュート上野店

ここでブログ用に写真を撮ることを思い出すも
妙な角度がついてます。笑

ラ・ブランジュリ・キィニョン エキュート上野店 - 上野/パン [食べログ]


3軒目
木村屋


銀座 木村家 エキュート上野店 (【旧店名】木村安兵衛) - 上野/パン [食べログ]



買ったパンについては特にメモなし。
というのも各々カウンターで食べたいパンを本能のまま宣言します。
「カレーパン一つ!」
「スコーン一つ!」
「スコーンチョコベリー味も追加で!」
「マヨとコーンのパンも!」
という具合に。。。
その時理性は働いておらず、記憶などありません。
ただ、コーンパンをチョイスしたのはわたしだ。
コーンパンが好きなのだ。



そして秋晴れの空気が気持ちいい上野公園に移動。

季節柄銀杏がたくさん落ちていて少しでも臭いの少ないエリアを探し…


ランチョンマットを広げ…

その上にパンを…!!

奇跡の光景!!!!

この会を考えた幹事ちゃんは天才だと思いました。

そして気を利かせてパン包丁を持ってきたメンバーにより次々と試食サイズに切られていくパン。


ビュッフェの時とかにあるあるなんですけど
あれもこれも全部食べたいけど、多分2個食べたらお腹いっぱいになるから選ばなくてはいけない時…

選ぶ喜びより、捨てる悲しみ。

でもこの会ではその悲しみは無縁です。

全部のパンを食べられる。

すごく幸せな時間でした!


参加者が5人なので五等分して、一口ずつ皆食べていき、一番美味しいと思ったパン、MVパンを決めます。
甘い部門、しょっぱ部門、カレー部門でそれぞれ投票。
所詮5人なので三票で当確なんですけども

甘い部門は…
キィニョンのラズベリー&ピスタチオスコーン!!


しょっぱ部門は…
木村屋のキッシュ!

カレー部門は…
アンデルセンのカレーパン!

となりました。
忖度なしで美味しいパンに投票しましたが、見事に三部門受賞した店が分かれるという結果に。

だって、みんな美味しかったもの(o^^o)

そのあと胃の中でパンが膨れて吐く直前ってくらい気持ち悪くて、そのあとの上野公園散策を早退したところまで含めて良い思い出です◎

なんか、平日のセコセコした時間を忘れて公園でピクニック。

本当に、本当にナイスな企画だと思います、ぜひやってみてください!

暖かくなった頃に、今度は缶つま会をするそうです。
その頃までブログが続いていたらそちらの写真も載せます。
実行されるかも不明だけどね。


上野公園散策で、胃もたれからの吐き気を決定的なものにしたのがアヒルボートなんですが
そのアヒルボートからみた、紐の上で踏ん張ってる鳥の写真で締めますね。

30分ずっとこの姿勢でした。
何か喋らないとド派手にリバースしかねないレベルで気持ち悪いわたし。撒餌せぬよう一緒に乗っていた後輩に「とり可愛いねー」とリピートしてました。ごめんね後輩。

スマホを落としただけなのに ネタバレと感想

掲題の通りでございます。


あらすじ
商社マンの富田は、恋人の麻美へのプロポーズを仕事で移動中のタクシーの中で思案中。
タクシーが渋滞に巻き込まれてしまい、慌てて電車の駅に走ることにします。
その時に大事なプレゼンも控えていたこともあって、富田はうっかりスマホをタクシーに忘れてしまいます。

突然既読がつかなくなり不審に思った麻美が富田に電話をすると、タクシーで拾ったという男が応答。
横浜のカフェに預けておくという話になり、無事ピックアップ。
スマホの位置解析アプリをお互い落とし、全て解決。


したように見えた。


次のデートで、プラネタリウムに行く富田と麻美。
富田のプロポーズに、麻美は歯切れの悪い返事をする。
その理由は麻美自身の過去にあった。

そこから徐々に麻美の周りに不可解なことが起きはじめる。






日常に潜む危険。
SNSでやり取りをしている友人は、本当に友人なの?
ネットで一対一でやり取りしている情報は本当に2人だけのもの?

私もおっちょこちょいでよくスマホを落としたりするし、最近はクレカでネットで買い物とかもよくします。そろそろペイペイも始めようかと思っているこの頃。

誰の身に起きてもおかしくない事ばかり。
スマホを落としただけで、とんでもない事件に巻き込まれる可能性も、あるんだなぁ…


ここから濃厚なネタバレ


↓↓↓↓↓↓



同時に話が進むのが、この頃多発している、女性殺害事件。
殺された女性の特徴は黒髪であること、遺体は土に埋められていて髪の毛の一部を刈り取られていること、下腹部を滅多刺しにされていること など。
同一人物の犯行とみて捜査をしているが、捜査は一向に進みません。


犯人は、幼少期に親に十分な愛情を注いでもらえず、ことあるごとに母親とおなじ髪の黒くて長い女性に異常な執念を見せます。


それをスマートに解決するのが、千葉雄大演じる加賀谷。元IT企業からの転職で刑事になった男で、土の中でヒルを見つけて悲鳴を上げる軟弱さとは裏腹に、サイバー事件を鮮やかに見破るストーリーの主要人物の1人です。
犯人が風俗嬢の女の子の誘拐を隠すため、地方に住む母に女の声を合成した音声で留守電を残すが「これは合成音声だ」と見破りました。

しかし時すでに遅し。
風俗嬢は両手を拘束され、吊し上げられている状態。
黒髪ロングのウィッグに白ワンピの男がバリカンを持って狂気じみた笑顔で近づきます。まだ顔が見えない…
髪の毛を刈り込み、ナイフに持ちかえて…下腹部をめったざしにします。命乞いする様を嘲笑しながら。女のその姿に劣情を抱いているのかもしれません。

その中で、聞き込み調査で風俗の控え室に行った際。黒髪の女の子を見て、加賀谷の幼い頃の記憶がフラッシュバック。長い髪の母親が玄関でへたれこみ、「あんたなんか産むんじゃなかった!」と。
ハッとフラッシュバックから戻った時には女の黒髪に顔を埋めてドン引きされていました。

同時進行で常にパソコンの前にいる犯人の
次のターゲットは麻美です。
富田の携帯の情報は全てコピー済。フォルダの写真の中には麻美とのツーショットはもちろん、夜に撮られたベッドの上での一枚もありました。

最近彼氏のクレカが50万使い込まれたり…
同僚に誘われて再開したSNSで昔好意を寄せられていた元上司から執拗なデートの誘いが来たり…
富田のスマホがのっとり詐欺にあったり。
その時はSNSを通じて連絡を取って、IT会社に勤める昔の友人の後輩に解決してもらったり…
怪しいパスワード変更のお知らせが来たり…

彼氏の富田が女と肩を寄せ合って撮ったツーショットが突然送られて来ることもありました。
その女と富田が何かあったわけではなく、家庭教師をしていた生徒の結婚式に呼ばれ参加した際、懐かれていた妹にせがまれて撮った物で、メールのやり取りは後にも先にもなく、浮ついた写真ではない、シロ。
なんでその写真あさみんがもってるの?と不思議そう。きっとその女が送ってきたのよ!そんなわけないよ、と話は平行線。

思い出したくもない男・武井からのフレンド申請も来ます。しばらく放置していたある日、
麻美の同僚の女が想いを寄せている男性が偶然武井の後輩であることが発覚。同僚から名前を聞いても「知らない」ふりをしていたが、フレンド申請が来ているのをみて知り合いであることがバレてしまう。

同僚に無理やり頼まれデートについていくと、待ち合わせの店にいたのは同僚のデート相手の男と、武井だった。

早々に2人きりで何処かに消える同僚とその相手。
残された武井と麻美は昔の話をし始める。

君のルームメイトのみなよちゃんてさ。自殺したんでしょ?なんでなの?かわいそうだったよね。

みなよは、SNSのパスワード変更の際に麻美が使用した名前。
もうやめてよ、と声を荒げて食事の途中で帰る。それを追いかけ、麻美に無理やり口づけする。

そこをバッチリ写真に撮られ、恋人の富田に送られていたり、
1人で飲んでいた富田のもとに「連絡くれて嬉しい」と、先程のツーショットの相手の女がやってきて、飲み過ぎた〜と富田にもたれかかったところに麻美が登場したり、2人の関係はボロボロ。

そんな中、あさみのスマホが富田同様のっとり詐欺の被害に。
以前富田の時に世話になったIT会社後輩の男と会い、解決してもらうことに。その男がとんでもないことを言い出す。「あなた、ミナヨさんなんですか?」
なぜそれを?????
訊こうとしたが力がはいらない。
睡眠薬を盛られ、目が覚めたら…

風俗嬢と同じ部屋で、同じ服を着せられ両手を拘束されていた。

IT会社の後輩を名乗る男が犯人だったのだ。
麻美の髪の毛を切り取り、飛び跳ねながら匂いを嗅ぐ犯人。
穴掘りに行ってくるね。お前を埋めるためのねえぇえええええ
と、狂った男が出て行ってしまう。


時を同じくして加賀谷、複数のサーバを経由する犯人の複雑な手口を、ネットワーク環境を解析して原田泰造演じる上司の信頼も得て核心に近づいていきます。場所特定まで至り、車で向かう刑事組。


その後、ドアが再び開く音。

万事休す・・・・・・
そう思った時に、部屋から入ってきたのは、まさかの富田だった。

最初に入れた位置解析アプリで、あさみんのパスワード覚えてたから。ログインしたらここが出てきて。
とのこと。手枷を外し、ボロボロの体の麻美を支えながら建物からでたら

「ここ、遊園地だったの?」

犯人の男のアジトは廃墟の遊園地の事務室だった。

まあそうそうに見つかり。
犯人の後ろのメリーゴーランドが周りだします。

足を殴られ歩けない富田に対し

「君の彼女の秘密を教えてあげるよォ!」

麻美は自ら回想を始める。

「私は、麻美ではない。」

麻美の本当の姿は、ミナヨ。

アサミは、ミナヨとルームシェアをしていた。

ミナヨが仕事で疲弊する中でスマートでかっこいい武井と出会い恋に落ちたが、武井にとってミナヨは遊び以外の何者でもない。
妊娠するも、堕ろす決意をするミナヨ。

一方アサミは在学中から株にハマっていて、大学卒業後も続けていたが失敗し、こっそりミナヨを保証人にして借金までしてしまい、取り返しのつかない額まで膨れ上がったアサミ。

堕胎に、ブラック企業勤務に、借金の取り立て。
ろくに外にも出られない生活に嫌気がさしたミナヨ。ささいなアサミの一言に「あんたが私の生活めちゃくちゃにしたんでしょ!返してよ!」とブチ切れます。

ある日の朝、ミナヨが起きると携帯に着信が。
手元にあったのはアサミの携帯で、ミナヨの番号からの着信。
取り間違えたのか?と電話に出てみると

私の人生あげるから 生きて

とだけ。
見たら持ち物や身分証なども、全てアサミのものに入れ替わっています。

アサミ
そのまま電車に轢かれて死んでしまいました。

警察によると、損傷が酷く顔もわからない状態だが、持ち物から、死んだのは「ミナヨさん」と推定されます。と説明を受けます。

覚悟が決まるミナヨ。
死んだのは、ミナヨで間違いありません。
とうなずいた。



つまり本物のアサミはしんでいて、今ここにいる麻美は「ミナヨ」なのだ。整形をして麻美そっくりの顔になっていた。

「どうして気づいたの?」

「武井のセフレの写真フォルダの中のミナヨと、同じ位置にホクロがあったから。。。」

(どうやってかは忘れたが笑)犯人の男は武井の写真フォルダに潜り込むことにも成功し、セフレフォルダの女の写真を物色し、ミナヨを発見していた。
ミナヨの背中が映った写真には、冒頭で富田のフォルダの中に入っていた麻美と同じ場所に背中の黒子があった。

茫然とする麻美。
それ以上に驚きを隠せない富田。

そこに刑事組が現れ、メリーゴーランドの上でくんずほぐれつあって笑
無事犯人を逮捕します。
IT担当インドア派な加賀谷の最大の見せ場、かっこいいシーンでした。

逮捕後、取調べ。
向かい合う刑事上司と犯人。背中を向けて隅で記録する加賀谷。
犯人の
「最後に教えてください。なぜあそこが分かった?」

沈黙の加賀谷。

「ああ、なるほど。あなたもこっち側の人間なんですね。」


富田は足の治療後、入院中の加賀谷との会話などから再プロポーズを決意。

連絡は取れなくなっているが、行く場所は分かっている模様。
1度目とおなじプラネタリウムで再開する2人。

プロポーズをして、めでたく結ばれたのでした。
「携帯変えにいこっか!」


プラネタリウムを後にする富田&麻美。
同じく席を立つ高校生カップル。
彼もまた携帯を席に忘れてーーーーーーー






書いてみて思った

話何個も並行しすぎじゃね?

わざわざ連続狂気殺人に仕立てる必要あったかしら。
途中幼い頃の記憶を挟んで加賀谷を犯人にミスリードさせる目的は?
加賀谷が小さい頃親から大切にされてこなかったことの意味が全然なくない?


火サス要素と一昔前の洋物のホラー映画と着信アリとが混ざって、どこをどうみたらいいか分からない印象を、ちょっと受けました。



それ差し引いても面白かったなぁと思うので。
以下褒めポイント


✨ホラー演出が神
犯人の薄暗いアジトでハワイアンな音楽がかかっていたり
殺すまでのいためつける描写だったり
女が怯え、命乞いする様がとにかく怖い。
こりゃすげぇやと思ったらホラーの巨匠 中田秀夫監督作品でした。そりゃすげぇよ!

✨起こりうる犯罪の手口がリアル
ちょっと有り得なさそうな前提条件もあるんですよ。
アプリダウンロードとパスワード設定を彼氏に丸投げするとか。友達にスマホいじらせてSNSの投稿おまかせするとか。
でも、クレカ情報はこうやって盗まれるのかとか、本気でサイバー犯罪に取り組めばここまでやれるかもなとか
犯罪の手口に無理感は無く、最後は誰も信頼できなくなりました。


✨いい俳優人選
麻美の「スマホは宝箱にもなるんだよ。」の言葉。
麻美のスマホの写真のお気に入りフォルダには、田中圭演じる富田の写真がいっぱい。ご飯食べたり旅行行ったり寝顔だったり、とにかく沢山。

携帯の写真フォルダが、一面プライベートの田中圭になったら。。。

幸せだよなぁ〜〜


そして犯人の成田凌さん、千葉雄大さんの演技がピカイチでした。
すげぇ!好きになりました。

成田くんと千葉くん、顔がよく似ています。
その辺含めて絶対ミスリードを狙ったんだろうし私もハラハラしながら見ていました。
途中から千葉くん犯人説を考えておりました。

兄弟とかいう設定にするかと思ったら特に明かさず
「あなたも同じ境遇の人なんですね」で片付く。
ちょっともやもやとはしますが、まあ良いのでしょう。



と思ったら来年続編公開か〜


しかも千葉くん主役か。。。
もやもやも明かされそう。。。

これはみたいな。

どれが本当の自分? 追記

職場の自分なんてマジでつまらないし嫌いなのですが、
職場で新しい口癖「そだねぇ。」を獲得しました。
たとえ相手が無理難題を吹っかけてきても、何を言ってきても、とりあえず「そだねぇ。。」と一旦受け入れる姿勢のあらわれ のつもりです。周りがみなこれを使うので、私も便乗して使っています。

職場では喧嘩しかしていませんが笑、意外と初対面の人にムッとしなくなったかもしれないのは、この口癖のおかげかもと思うようになりました。



あと彼氏と一緒にいるようになって会話がくそ下手になりました。彼氏はこちらが何を言っても会話をしてくれません。
ずーーーっと自分語りをしています。もしくは会話をぶったぎり時分の意見を伝えてきます。
下手な日本語で。
最初は可愛いもんだと思っていたのですが、最近ちょっとムカつくことが増えてきました。
昔はちゃんと聞いてたのですが最近適当に聞いてスルーすることが増えたので、今度ちゃんと覚えて文字起こしして、もやもやを浄化させてみようと思います。
その際は是非見てってくださいね。


先週、高校の頃の仲良しメンバーでご飯に行きました。
大学や就職などの差も気にせず、その場ではくだらない事を言った人が勝ち。昔の思い出を鮮明に勝たれた人が勝ち。
なんか、いい時間でした。
たった2時間で脳も表情筋もクタクタになりました。

そこから彼氏と合流するも全く会話にならず、結構辛かった笑
もう無理なのかなぁ・・・とかねぇ。

どれが本当の自分?

職場での自分

前職の頃の自分

彼氏といるときの自分

中高時代の自分

大学時代のメンバーといるときの自分

親といるときの自分

一人の時の自分


全部本当の自分であり、全部本当の自分ではありません。

少しずつ色んなものが積み重なり、今の自分を形成していきます。
どの自分のことも嫌いです。が、今の自分が1番大人かなぁという自覚は、あります。